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アタルカレッド、赤緑上陸との戦い方
2015年11月23日 MTG コメント (6)GP神戸の優勝はアタルカレッドだったようですね。
それを踏まえて、今回はエスパードラゴンの立ち回りを記事にしようかと思います。
まず、アタルカレッド戦で最重要なのは序盤に生物の生存を許さないこと。
相手が息切れを起こすまで、ひたすら除去で盤面を捌くことが最善策となります。
ライフ管理も必要ではありますが、それ以上にボードコントロールに注力すべきだと自分は考えます。
サイド後に《アラシンの僧侶》をインする方も多くいらっしゃいますが、正直、そこまで有効なサイドボードとは思えません。なぜなら、《ティムールの激闘》+《強大化》のコンボが決まってしまうと、3点のライフもタフネス3の壁も難無く突破され、轢き殺されてしまうからです。
実際に自分も《アラシンの僧侶》をサイドに採っていた時期に、上記のコンボを決められ10点以上ライフゲインしていたにも関わらず、負けてしまったことがあります。その時に感じたのが「アラシンが《究極の価格》のようなインスタント除去だったら良かった。」ということです。
またインスタント除去であれば、アタルカレッドが生物に依存した増強スペルを多く採っていることからも、疑似的にカードアドバンテージを得ることが出来ます。
下が今の自分のレシピです。
赤字の部分が赤系アグロに対しての独自チューンが施された部分。
《分散》は裏目の少ない疑似除去として採用。アタルカレッドのコンボにも対応可能な点と、ジェスカイ等に対してテンポ阻害に使えたりと見た目以上に便利なカード。
《停滞の罠》はインスタントタイミングで使えるの追放除去。色拘束がネックなので1枚だけ採用。アタルカレッド戦はもとより、エルドラージランプ等にも有効な1枚。
メインはインスタント除去を通常よりやや多めにして、サイドからはカウンターを抜いて、ハンデスと除去を増量し除去コンとして振る舞うのが基本戦略。
サイドボードではオジュタイとシルムガルを抜くことが多いので、フェリダーやタシグルは入れ替え用のフィニッシャーとして。
《フェリダーの君主》の絆魂+警戒が強いのは当然なんですが《引き裂く流弾》や《炙り焼き》で死なないタフネス6の強さが特に際立ちます。個人的に赤系アグロに対してのフィニッシャーとしては最高レベルの生物だと思います。
サイド後の構成上、墓地にカードが貯まりやすくなるので、《時を超えた探索》を有効活用出来るので、1枚挿しでも十分な活躍が見込めると思います。
>自分なりのサイドプラン
【OUT】
2 x 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 x 《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
1 x 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
4 x 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s scorn》
1 x 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
1 x 《払拭/Dispel》
【IN】
1 x 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1 x 《究極の価格/Ultimate Price》
1 x 《隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer》
2 x 《正義のうねり/Surge of Righteousness》
1 x 《衰滅/Languish》
1 x 《フェリダーの君主/Felidar Sovereign》
3 x 《強迫/Duress》
1 x 《闇の誓願/Dark Petition》
※よりアタルカレッドに注意を払うなら、《隠れたる龍殺し》の枠を《悪性の疫病》に変更します。
カウンターは相手のマナカーブ的にも間に合わないことが多いので減量。ドラゴンのような重いフィニッシャーも減らして、代わりにフェリダーとタシグル。除去とハンデスを入れます。
それを踏まえて、今回はエスパードラゴンの立ち回りを記事にしようかと思います。
まず、アタルカレッド戦で最重要なのは序盤に生物の生存を許さないこと。
相手が息切れを起こすまで、ひたすら除去で盤面を捌くことが最善策となります。
ライフ管理も必要ではありますが、それ以上にボードコントロールに注力すべきだと自分は考えます。
サイド後に《アラシンの僧侶》をインする方も多くいらっしゃいますが、正直、そこまで有効なサイドボードとは思えません。なぜなら、《ティムールの激闘》+《強大化》のコンボが決まってしまうと、3点のライフもタフネス3の壁も難無く突破され、轢き殺されてしまうからです。
実際に自分も《アラシンの僧侶》をサイドに採っていた時期に、上記のコンボを決められ10点以上ライフゲインしていたにも関わらず、負けてしまったことがあります。その時に感じたのが「アラシンが《究極の価格》のようなインスタント除去だったら良かった。」ということです。
またインスタント除去であれば、アタルカレッドが生物に依存した増強スペルを多く採っていることからも、疑似的にカードアドバンテージを得ることが出来ます。
下が今の自分のレシピです。
Esper Dragons
【インスタント】
1 x 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 x 《残忍な切断/Murderous Cut》
1 x 《究極の価格/Ultimete Price》
1 x 《払拭/Dispel》
4 x 《時を越えた探索/Dig Through Time》
2 x 《風への散乱/Scatter to the Winds》
4 x 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s scorn》
1 x 《予期/Anticipate》
1 x 《完全なる終わり/Utter End》
1 x 《分散/Disperse》
2 x 《忌呪の発動/Foul-Tongue Invocation》
【クリーチャー】
4 x 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 x 《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
【エンチャント】
1 x 《停滞の罠/Stasis Snare》
1 x 《隔離の場/Quarantine Field》
2 x 《絹包み/Silkwrap》
【プレインズウォーカー】
1 x 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
【土地】
2 x 《沼/Swamp》
1 x 《荒廃した湿原/Blighted Fen》
4 x 《乱脈な気孔/Shambling Vent》
4 x 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 x 《島/Island》
3 x 《窪み渓谷/Sunken Hollow》
1 x 《平地/Plains》
4 x 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 x 《大草原の川/Prairie Stream》
1 x 《精霊龍の安息地/Haven of the Spirit Dragon》
【ソーサリー】
2 x 《命運の核心/Crux of Fate》
2 x 《破滅の道/Ruinous Path》
【サイドボード】
1 x 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1 x 《究極の価格/Ultimate Price》
1 x 《隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer》
2 x 《正義のうねり/Surge of Righteousness》
1 x 《衰滅/Languish》
1 x 《フェリダーの君主/Felidar Sovereign》
1 x 《苦い真理/Painful Truths》
2 x 《僧院の導師/Monastery Mentor》
3 x 《強迫/Duress》
1 x 《無限の抹消/Infinite Obliteration》
1 x 《闇の誓願/Dark Petition》
赤字の部分が赤系アグロに対しての独自チューンが施された部分。
《分散》は裏目の少ない疑似除去として採用。アタルカレッドのコンボにも対応可能な点と、ジェスカイ等に対してテンポ阻害に使えたりと見た目以上に便利なカード。
《停滞の罠》はインスタントタイミングで使えるの追放除去。色拘束がネックなので1枚だけ採用。アタルカレッド戦はもとより、エルドラージランプ等にも有効な1枚。
メインはインスタント除去を通常よりやや多めにして、サイドからはカウンターを抜いて、ハンデスと除去を増量し除去コンとして振る舞うのが基本戦略。
サイドボードではオジュタイとシルムガルを抜くことが多いので、フェリダーやタシグルは入れ替え用のフィニッシャーとして。
《フェリダーの君主》の絆魂+警戒が強いのは当然なんですが《引き裂く流弾》や《炙り焼き》で死なないタフネス6の強さが特に際立ちます。個人的に赤系アグロに対してのフィニッシャーとしては最高レベルの生物だと思います。
サイド後の構成上、墓地にカードが貯まりやすくなるので、《時を超えた探索》を有効活用出来るので、1枚挿しでも十分な活躍が見込めると思います。
>自分なりのサイドプラン
【OUT】
2 x 《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2 x 《龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar》
1 x 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
4 x 《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s scorn》
1 x 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
1 x 《払拭/Dispel》
【IN】
1 x 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1 x 《究極の価格/Ultimate Price》
1 x 《隠れたる龍殺し/Hidden Dragonslayer》
2 x 《正義のうねり/Surge of Righteousness》
1 x 《衰滅/Languish》
1 x 《フェリダーの君主/Felidar Sovereign》
3 x 《強迫/Duress》
1 x 《闇の誓願/Dark Petition》
※よりアタルカレッドに注意を払うなら、《隠れたる龍殺し》の枠を《悪性の疫病》に変更します。
カウンターは相手のマナカーブ的にも間に合わないことが多いので減量。ドラゴンのような重いフィニッシャーも減らして、代わりにフェリダーとタシグル。除去とハンデスを入れます。
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コメント
先手「アタルカレッド」の立ち上がりに対する2ターン目、①2マナのインスタント除去を構えるのがいいのか、②《アラシンの僧侶》を置くのがいいのか、の選択になると思います。
構えるエスパー相手に、赤生物に強化呪文を使うプレイヤーはまず居ませんし、結局単体除去であるため、それだけでは横並びへの対策として不足に感じます。エスパー側も自分から動いて除去を撃つ事はしないでしょうが、《正義のうねり》は自分から動かないと使えない不便さがあり、隙が大きいと思っています(入れますが)。
《アラシンの僧侶》を置き、《究極の価格》や《正義のうねり》、《残忍な切断》などを構えてなお、対策は不足気味に感じます。《胆汁病》や《悲哀まみれ》なき今、序盤があまりに手薄な「エスパードラゴン」だからこそ、《アラシンの僧侶》「も」複数枚取るべきなのではないかなと思います。公式記事で行弘さんが「みんなが譲ると結局赤単が勝つんで(僧侶はサイドに入れる)。」と語っていたのに自分は同調したいです。長文スミマセンデシタ。
ご意見ありがとうございます!
《アラシンの僧侶》が強い場面が最序盤のみと限定的過ぎるので、自分はサイドにこのカードは採りたくはないですね。
以前は自分もサイドに採ってましたが中盤以降に引くと死にたくなる場面もあるので、どんな場面でも1:1交換が取れる単体除去の方を優先したいです。
確かにトークン等を横に展開された場合においては、確かに《アラシンの僧侶》が頼もしい存在になりますが。根本的な解決にはなり得ないので、だったら追加の全体除去、《衰滅》や《悪性の疫病》等を入れたいと考えてしまいます^^;
それにしても「アタルカレッド」とかいうアグロデッキ、また元気になりそうで厄介ですね…。
是非またよろしくお願いします!
アタルカレッドが流行るとしたらエスパー的には厳しいですが、そこはジェスカイやアブザンが刈り取ってくれると信じてます^^
こちらこそまた宜しくお願いします!
やっぱ《払拭》は残したほうがいいか・・。
効果的なのは分かるんだけど1枚挿しだったし、他のカウンター抜くプランが多かったしで、ほぼサイドアウトしてた^^;